EVENT
2021.01.18 開催

落合賢監督 専任准教授就任記念特別講義『ハリウッド式映画・映像製作』

 ロサンゼルスを拠点に、日本やベトナムなど世界各国でプロジェクトを展開する映画監督、フォトシンスエンターテイメント代表取締役・落合賢氏がデジタルハリウッド大学大学院の専任准教授に就任しました。来年度より本大学院にて、研究実践科目「シネマティックランゲージ(ハリウッド式映画・映像製作)ラボ*仮称」ならびに修了課題の指導を担当いただく予定です。 その落合氏の専任准教授の就任を記念し、2021年1月18日(月)に特別講義をオンラインにて開催します。  

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講義内容

ネットフリックスやアマゾンなどの定額制動画配信サービスの普及によって、世界中で日本のアニメがさらに見られるようになってきた中、邦画作品の認知度はまだ低い。韓国や中国の映画やドラマと比べても、日本の実写コンテンツの国際的な浸透率が低い理由と今後の大きな可能性を、理論的、実践的な角度から紐解いていく。 来年度から始まるラボでは、ジョージ・ルーカス、パティ・ジェンキンス、ケヴィン・ファイギなどの名だたるハリウッド映画監督やプロデューサーを輩出したUSCやAFIにて培ったシネマティック(映画芸術的)・ランゲージ(言語)の基礎と応用を、具体的な映画やドラマの事例などを用いてレクチャーする。また国際的な映画祭などへの出品を目的としたシネマティックな映像を制作する事で、ハリウッド式映画・映像製作の本質的な概念と実践的な技術を身につけた国際的な監督やクリエイティブプロデューサーを育成する。  

日程2021年1月18日(月)19:30-21:00(受付開始19時15分頃を予定)
開催方法Zoomウェビナー(お申込みいただいた方へ参加用URLをお送りいたします)
モデレーター高橋 光輝 (デジタルハリウッド大学大学院 教授)
参加費無料(要予約)

プロフィール

落合 賢(おちあい・けん)

映画監督 / フォトシンスエンターテイメント代表取締役12歳から映画作りを始め、日本の高校を卒業後に渡米。南カリフォルニア大学(USC)映画制作学科卒業。アメリカ映画協会付属大学院(AFI)で修士号を取得。卒業制作の『ハーフケニス』では、全米監督協会(DGA)から日本人として初めて審査員特別賞を受賞した。2011年にロサンゼルスに映像制作会社、フォトシンスエンターテイメントを設立し、映画、テレビ、CM など幅広いジャンルの映像を監督している。2013年ウエンツ瑛士「タイガーマスク」で長編デビュー、2014年福本清三主演「太秦ライムライト」がファンタジア国際映画祭で最優秀作品賞、主演男優賞をW受賞。その後、ベトナムにて、外国人として初のスタジオ映画を監督し、アクション映画「サイゴン・ボディガード」、日本原作の実写化「パパとムスメの7日間」の両作が記録的大ヒット。日本を含む世界中で公開され、「サイゴン・ボディガード」は、ユニバーサルピクチャーズにて、クリス・プラット主演でリメイク化が決定し、落合は「アベンジャーズ」の監督、ルッソ兄弟と共にエクゼクティブプロデューサーとして参加する。 

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