EVENT
2023.12.19 開催

【イベント終了】[シネマティック・ランゲージラボ主催]12/19(火)19:30~21:00開催 映画『ファンファーレ』監督・吉野竜平氏登壇ティーチインイベント・Cineducare(シネドゥケア)』(無料)

ロサンゼルスを拠点に日本やベトナムなど世界各国でプロジェクトを展開する映画監督、そしてフォトシンスエンターテイメント代表取締役でデジタルハリウッド大学大学院の准教授を務める落合賢教員は、本学にて研究実践科目「シネマティック・ランゲージラボ」と修了課題の指導を担当しています。

落合賢准教授が企画し、モデレーターを務める「Cinema」と「Educare(育成する)」を合わせた映画ティーチインイベントシリーズ『Cineducare(シネドゥケア)』は7回目を迎え、今回は大ヒット上映中の映画『ファンファーレ』ティーチインイベントを2023年12月19日(火)19:30~21:00に、本大学院駿河台キャンパスとZoomウェビナーでハイブリッド開催いたします。

イベント開催概要

今回のゲストには『ファンファーレ』の監督・吉野竜平氏をお招きいたします。
吉野竜平氏と落合賢准教授が登壇し、本作の映像や音楽を交えながら、吉野氏の思い入れのあるシーン、制作のエピソードに触れていただき、映画制作術の真髄に迫ります。

吉野竜平最新作『ファンファーレ』は絶賛公開中です。
ご家族やお友達をお誘い合わせのうえ、ぜひ映画を観てご参加ください! (※本イベントは映画をこれから観る、というステータスでも十分学びのある構成になっています)

本トークイベントは本学在卒生を中心に、一般の方々も無料でご招待いたします。

■日時
 2023年12月19日(火)19:30~21:00

■会場
 オフライン:デジタルハリウッド大学 駿河台ホール(御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F)
 オンライン:Zoomウェビナー

■登壇者
 吉野竜平/映画監督
 落合賢/デジタルハリウッド大学大学院准教授

■対象
 デジタルハリウッド大学、大学院、スクールの在卒生
 デジタルハリウッド関係者以外の一般の方

■定員
 オフライン会場80名、オンライン会場500名(各先着順)

■プログラム
 19:00~ 会場参加者・開場
 19:15~ リモート参加者・開場
 19:30~ イベント開始、デジタルハリウッド大学大学院、シネマティック・ランゲージラボの紹介
 19:35~ 映画本編クリップ、メイキング映像上映(2~4本)、トークセッション
 20:30~ 質疑応答
 21:00   終了予定

■参加費
無料(要事前予約)

■注意事項
※本イベントにご参加いただいている様子の写真を、本学の広報目的で利用させていただく場合がございます。予めご了承ください。
※イベントお申し込み後に参加をキャンセルされる場合は、事前にcll.dhgs@gmail.comまでご連絡をお願いいたします。
※ゲストおよび講演内容は、都合により変更する場合がございます。

登壇者プロフィール

吉野竜平(よしの・りゅうへい)
『ファンファーレ』監督・脚本・編集

1982年神奈川県出身。法政大学在学中よりニューシネマワークショップを受講し、映像制作を開始する。
大学卒業後日本映画学校にて撮影照明技術を専攻する。卒業制作である『月のかげ』が京都国際学生映画祭で観客賞を受賞する。
長編監督作品『あかぼし』『スプリング、ハズ、カム』は東京国際映画祭に出品されるなど、
完成度の高い脚本と緻密で力強い演出に定評がある。

主な映画作品歴:製作年・作品・クレジット
『あかぼし』(2012)/出演朴璐美/監督・脚本・制作・編集ー第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で上映
『スプリング、ハズ、カム』(2015)/出演柳家喬太郎・石井杏奈/監督・脚本・編集ー第28回東京国際映画祭「日本映画・スプラッシュ部門」出品
『四月の永い夢』(2018)/出演朝倉あき/脚本
『ミゾロギミツキを探して』(2018)/出演河合瑠果/ 監督・脚本・撮影・編集
『君は永遠にそいつらより若い』(2021)/出演佐久間由依・奈緒/監督・脚本・編集
第33回東京国際映画祭の「TOKYOプレミア2020」にてワールドプレミア上映、2021年香港国際映画祭Fantastic Beats部門上映

落合 賢(おちあい けん)
デジタルハリウッド大学大学院 准教授

東京の高校を卒業後、渡米。南カリフォルニア大学(USC)の映画制作学科を卒業、2008年にアメリカ映画協会付属大学院(AFI)の監督学科で修士号を取得。卒業制作の『ハーフケニス』が、全米監督協会(DGA)から日本人として初めて審査員特別賞を受賞した。
ウエンツ瑛士主演の「タイガーマスク」で長編映画監督デビュー。
2014年には日本と北米で公開された福本清三主演の映画「太秦ライムライト」が、ファンタジア国際映画祭で最優秀作品賞、主演男優賞をW受賞。また、長編第4作目「サイゴンボディガード」が2016年に公開されると、ベトナムでは「スターウォーズ ローグワン」を超えて大ヒットを記録する。
小説「パパとムスメの7日間」のベトナム版リメイクを監督。2018年、12月28日にベトナム全土で公開され、100万人を動員、ベトナムアカデミー賞最優秀作品賞にノミネートされた。「サイゴンボディガード」が、ユニバーサルピクチャーズによってリメイクされることが決定。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のクリス・プラットが主演し、落合は「アベンジャーズ」を監督したアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟と共にエクゼクティブプロデューサーとして参加することが発表された。
劇場公開長編映画のみならず、ショートフィルムやCM、MVなど幅広いジャンルの映像を監督し、ロサンゼルスを拠点に日本、アメリカ、ベトナムなど世界各地で活動している。
2021年度よりデジタルハリウッド大学大学院にて准教授に就任し、「シネマティック・ランゲージラボ」でハリウッド式映像制作術を教える。

『ファンファーレ』作品概要

●INTRODUCTION
アイドルをやめた二人の女の子と、これからやめる一人の女の子。20 代の女性たちが持つ揺れ動く心情や葛藤を、「アイドル」という夢と挫折が交錯する世界を通して描き出す。人生の中で何かをやめて、諦めて、生きている全ての人に贈る、次に進むために何かをやめる覚悟を決めた人の、強くて静かな輝きを映した作品。

●STORY
同じアイドルグループ、ファンファーレにいた万理花と玲。二人はグループ卒業後、振付師とスタイリストの道へ進んでいた。
そんなある日、かつての仲間だった現ファンファーレメンバーの由奈から、卒業ライブのために振付と衣装を担当して欲しいと声がかかる。自分の夢や現実と向き合っている日々のなかで突然やって来たチャンス。しかし追いつかない技術や、決して良好ではなかった過去の関係により衝突が発生する…。それでも自分と向き合って前に進もうとする彼女たちの姿を、準備期間からライブ当日までを追いかけた物語。

水上京香 野元空
喜多乃愛 / 橋口果林 松崎未夢 白井美海 外原寧々
松浦慎一郎 土居志央梨 中島歩

監督・脚本・編集:吉野竜平
エグゼクティブプロデューサー:益田祐美子
プロデューサー:戸山剛
撮影:平井英二郎 藤澤蘭
照明:大久保礼司
録音:池田知久
助監督:二宮崇
制作担当:渡邊翔太
音楽:加藤久貴
劇中歌:作詞 広瀬咲楽 作曲 坪野竜也
衣装制作・スタイリスト:箕浦杏
スタイリスト:石井玲子
ヘアメイク:東村忠明
振付:大和
キャスティング:伊藤尚哉
ポスターイラスト制作:かたお。
宣伝プロデューサー:和田有啓
脚本・アシスタントプロデューサー:戸梶美雪
企画・制作プロダクション:マウンテンゲート・プロダクション
配給:Atemo
製作:「ファンファーレ」製作委員会 (マウンテンゲート・プロダクション 平成プロジェクト)
HP:https://funfaremovie.com/
X(旧Twitter) @FunFAREmovie
©「ファンファーレ」製作委員会

デジタルハリウッド大学大学院研究実践科目「シネマティック・ランゲージラボ」とは

「シネマティック(映画芸術的)・ランゲージ(言語)」とは、映像作品を言語学的に紐解いた独自の理論です。コミュニケーションツールの一つとして、映像作品を媒体に創り手のメッセージを不特定多数の視聴者に向け、効率的かつ感情的に伝達するアプローチです。

本ラボでは、ハリウッドの名だたる映画監督やプロデューサーを輩出したUSC、NYU、AFIにて培ったハリウッド式映像制作術の基礎と応用を、既存の映画やドラマの映像事例などを用いてレクチャーします。

また、実践的な映像制作課題を通して、シネマティックな映像を制作する事で、ハリウッド式映像制作術の本質的な概念と実用的な技術を身につけた、国際的な映像監督やクリエイティブプロデューサーを育成します。