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2022.04.30

入学式/デジタルフロンティアグランプリ 2022

2022年4月9日(度)、LINE CUBE SHIBUYAにおきまして「 2022年度入学式・DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2022 」を挙行いたしました。新入生の皆様、ご入学誠におめでとうございます。

DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2022(以下DF)は、デジタルハリウッドや提携校の在学生が2021年度に制作したグラフィック、映像、アプリ、インスタレーション等の作品の中から各部門賞とグランプリを決定する伝統的なクリエイティブアワードで例年、入学式と併催されています。ここにはDFが「受賞者のみならず新入生にとっても世界に向けて羽ばたくスタート地点になってほしい」という本学の想いが込められています。

まず初めにデジタルハリウッド株式会社の代表取締役兼CEOである吉村毅からは、毎年恒例の祝辞をおこないました。使用された言語は日本語だけでなく、英語や中国語など全部で14種類。すべての学生の出身地域の言葉が用いられ、世界各地から集う新入生へお祝いのメッセージが贈られました。

2人目は、米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」の代表を務めており、俳優でもある別所哲也さんが登壇され「デジタルハリウッドにご入学の皆さん、そして保護者の皆さん、この度はおめでとうございます。別所哲也です。世界には様々な言葉や文化がありますが、言葉を一つの障壁と捉えるのか、多様な文化と捉えるのか。私たちは多様性の中で生き、デジタルハリウッドにも世界中から自分の夢を叶えるために多くの学生が集まってきています。みなさんは世界と繋がる扉を一つ開けて新しい友人、自分の夢を叶えるための時間に突入されると思います。ご自身の夢と向き合うときに一番大切なことはパッション、それを叶えるためのミッション、行動するためのアクションをデジタルハリウッドで探し出して欲しいと思います。」と祝辞を述べられました。

最後に杉山学長より、「デジタルハリウッドにご入学の皆さん、そして保護者の皆さん、この度はおめでとうございます。私がデジタルハリウッドを創立しました杉山知之です。デジタルハリウッドをどう思い創立したかと言うと、自分の人生を自分で判断し、自分で作っていける人になって貰いたい。21世紀において、何が皆様の力になるかと考えたときにデジタルコミュニケーションを操る力、デジタルコンテンツを作れる力だと思いました。この入学式・DFは珍しい事に協賛企業の方々の協力で作られています。それはデジタルハリウッドの活動に賛同していただいている事と、何よりご入学された皆様の将来について応援していると言う事に他なりません。人生100年時代において、私たちの学校で身に着けた力は誰にも取られるものではないのです。皆様はあらゆるバリアーを超えて自分らしく自分の人生を作って行けます。是非この時間を一刻も無駄にすることなく、自分のために楽しく勉学や技術を身に着けることに励んでいただきたいと思います。」と激励の言葉が贈られました。

また本年度のDFにおいて、デジタルハリウッド大学大学院から2名の部門賞が贈られました。

サービス部門 ベストサービス賞 藤吉 香帆さん

サービス部門は、デジタルコミュニケーションを活用して様々な課題解決を行うサービスプランやビジネスプランを提案する作品を対象とした部門であり、受賞された藤吉香帆さんからは「22年間続けていたストリートダンスの業界を何とか良くしたいと考えて進学し、大学院の学びを得て、好きなことを続けられる状態が人生の豊かさに関わってくると考えられるようになりました。この学びの場所が私を成長させてくれたことで、こういったサービスが生まれた思っています。」とのコメントがありました。

研究・論文部門 ベスト研究論文賞 リエブロイチャロエン・ニチャモンさん

研究・論文部門は、学術論文や研究成果報告等を対象とした部門です。受賞されたリエブロイチャロエン・ニチャモンさんの受賞コメントが代読(当日欠席のため)されました。「世界的に影響がある日本のマンガは、世界中の人達に愛され憧れであり、マンガ家になりたい人も世の中にたくさんいます。私もその一人です。この研究は自分の夢を形にするための第一歩ではありますが、自分と同じ夢を持たれている人のためでもあります。この研究成果が漫画家志望の皆様の力になることを祈っています。」とのコメントがありました。

デジタルハリウッドは、デジタルコンテンツ業界をけん引していく優れた人材を輩出していくよう尽力してまいります。常に革新を求め続けるデジタルハリウッドに、今後も是非ご期待ください。