インタビュー

大学時代には得られなかった希望職の内定を獲得

大学時代の就職活動で内定獲得
でも、やりたいことを求めて大学院へ

 

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-太田さんは、他大学を卒業後にデジタルハリウッド大学大学院に入学されていますね。大学時代はどんなことを学んでいましたか? また、就職という道を選ばずに大学院に進学した理由を教えてください。

 

 大学時代は国際関係学部に籍を置き、世界の歴史、文化について学びました。国際交流を深めるため、授業外でも日本語のティーチングアシスタントのボランティアをしたり、留学生から英語を教わる代わりに日本語を教えたりもしていました。おかげで英語を話すことへの抵抗がなくなり、英語の教員免許も取得。就職活動では英会話学校から内定をいただきました。ただ、実際に働くことを考えた時、長く続けられるか疑問を感じてしまったのです。英会話学校という閉ざされた空間で働くより、もっと広い世界を見てみたい。そう思い、就職ではなく大学院進学の道を選びました。

 

 イギリスの大学院でビジネスを学ぼうとも思いましたが、就労経験が求められるケースが多く条件に合いません。そこで国内の大学院を検討したところ、大学時代の教授からデジタルハリウッド大学大学院を薦められました。調べてみると、ビジネスとデジタルコンテンツの双方を深く学べるうえ、授業はワークショップ形式で実践的。講師陣も、非常に魅力的な顔ぶれでした。そこでこの大学院への入学を決めたのです。

 

大学よりも、実用性の高い知識を習得
教授と院生との距離が近いのも魅力

 

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-大学院ではどんなことを学んでいますか? 大学との違いは、どんな点でしょうか。

 

 大学院に入って驚いたのは、教授と院生の距離が近いことでした。通常の授業は20人程度、研究室は10人程度なので、教授が院生ひとりひとりを詳しく把握してくれます。大学時代の授業は座学がメインで、学ぶ内容も実際に仕事で役立つのか実用性に疑問を抱くことも少なくありませんでした。でも、この大学院なら実際にビジネスで必要とされている実践的な知識を学べるのが魅力。第一線で活躍する実務家が講師を務めているので、デジタルコンテンツ業界のリアルな現状についても見識が広がりました。静岡在住なので新幹線で通学していますが、それだけの時間と費用をかけ価値のある授業だと思っています。

 

 1年目はコンテンツビジネスについて学ぶとともに、ビジネスや広告の新しいプランを立案。研究室ではヒットコンテンツについて学びました。2年目は、インターネットを活用した教育システムについて研究を進めました。大学院の授業以外の時間は、図書館を利用して統計学やプログラミングの勉強をしています。大学院での学びを補う形で自習をしたため、プログラマ、エンジニアとしての力も大きく伸びたと感じています。

 

“できること”よりも“やりたいこと”を――
二度目の就職活動で、働くことへの意識も変化

 

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-大学院卒業を控え、就職活動をされたそうですね。どんな活動をされたのでしょうか。大学卒業時と現在とでは、就職に対する意識も変わりましたか?

 

 就職活動を始めたのは、2年次の6月から。かなり遅いスタートでしたが、大学時代の経験からあまり長い時間をかけるより、自分が本当に目指す業種に狙いを絞ったほうが良いと思ったのです。就職先選びについても、大学時代とは意識が変わりました。大学時代は自分が“できること”から就職先を選びましたが、今は“やりたいこと”から探したほうが自分の力を活かせると思うようになったのです。

 

 そこで自分の興味対象であり、成長性も感じられるインターネットマーケティング企業を志望。自分の成果がすぐに把握できるよう、あまり規模が大きくない会社を中心に就職活動を行ないました。また、新しい製品サービスを立ち上げたいという願いもあったので、同業他社に比べて技術力の優れた企業を選びました。こうして的を絞って就活したところ、独学で学んだプログラミング技術を評価していただき、希望業種でエンジニアとして内定をいただくことができました。いずれはプロジェクトマネージャーとして、新しいサービスを創出したいですね。

 

社会人と共に学べる環境により、大きく成長
社会経験のない人にも勧めたい大学院

 

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-大学院での学びを通じ、どんな成長が得られましたか? 今後の目標と併せてお聞かせください。

 

 この大学院に通う院生の多くは、企業に勤めている社会人や社会人経験を経て起業を志す方です。私は大学を卒業してすぐにこの大学院に入りましたが、このような社会経験豊富な方々と共に学べるのは貴重な体験でした。こうした院生と日常的に触れ合うことで、起業が身近に感じられますし、働くことに対する意識も大きく変わりました。私を含め、多くの大学生は“働くこと=自分の成長や成功”という考えに陥りがちです。でも、社会人に囲まれた大学院生活や二度目の就職活動を通じ、“働くこと=社会の問題を少しでも解決すること”だと思うようになったのです。社会に出る前に意識を改めることができ、本当にありがたく思っています。

 

 将来は、大学院で学んだことを活かし、ビジネスを広い視点で見られる人材になりたいと思っています。修了後も学びの姿勢を続け、ファイナンスからプログラミングまでこれからのビジネスに必要なことを幅広く身につけたいと思っています。


 

プロフィール

 

太田 景輔(おおた・けいすけ)さん

デジタルハリウッド大学大学院在籍

1990年生まれ。日本大学国際関係学部卒業。大学卒業時に英会話学校から就職内定をもらうが、自らの可能性を探るためデジタルハリウッド大学大学院へ。大学院生活を経て、インターネット関連企業でエンジニア職での内定を得る。

 



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