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TOKYO DESIGN WEEK出展レポート(1)「企画決定、そして、制作開始」

こんにちは、修士2年、コミュニケーションデザインラボの田辺です。わたしが所属するラボでは、10月24日から始まる「TOKYO DESIGN WEEK」に学校代表として展示する作品の制作作業を行っています。今回から数回に分けてその制作風景をお伝えしようと思います。このページをご覧のみなさまに、わたしたちのラボについて、そして、大学院について知り、興味をもっていただくきっかけになれば嬉しいです。

今年のTOKYO DESIGN WEEKのテーマは「インタラクティブ」。そして、わたしたちが参加する学校展のテーマは「インタラクティブ遊具」です。個人的には昨年の「MY AVANT-GARDE」よりも取り組みやすいテーマだなと感じています。加えて、「展示」というと「見るもの」という印象がありますが、「インタラクティブ遊具」というテーマ設定がされている以上、それぞれの作品は「実際に楽しめるもの」になると思うので、展示側としてだけではなく、イベント来場者のひとりとしても、とてもワクワクしています。

 

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2015年度のメンバー(一部)。一番左が私(田辺)です。

 

企画を考えるに当たっては、「インタラクティブ」というテーマと、わたしたちのいる大学院の特性から、ついつい「デジタル」に行き着きそうなところですが、「安易に正解っぽいものにたどり着かないように」との教授の指導もあり、遊具とは何なのか、インタラクティブとは何なのか、といった本質的な議論を繰り返しながら企画作業を行いました。開始直後のアイデア100案出しに始まり、ブラッシュアップの過程でも「どこかで見たことあるなあ」「なんかオシャレだけどそれ本当におもしろいか?」などと厳しくフィードバックが行われ、正直ちょっと大変な時期もありました。

 

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企画会議の様子。1人100案は正直キツかった……。

 

そんなプロセスを経て決定したわたしたちの企画は「Over the Rainbow」というタイトルです。みなさま、どんな作品を想像されますか? わたしたちコミュニケーションデザインラボは「コミュニケーションの力を使って、世界を少しでもハッピーにすること」を目標にして活動しています。今回の作品制作にあたっても、ただただ楽しいことを目指すのではなく(遊具である以上楽しいことは大前提ですが)、楽しみながらコミュニケーションをより良いものにし、そして、世界が少しでもハッピーになるような企画にしようと、ラボメンバー全員で話し合い、決定した企画です。

 

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美しい演出には清掃が肝心です。

 

この遊具で遊んでくれた人同士が仲良くなること。それがわたしたちのゴールです。ケンカをしていても仲直りできてしまうような、仲良し同士はもっと仲良しになるような、そういう作品になる予定です。遊具ってそもそも楽しいものだと思いますが、遊ぶだけでも楽しいのに、さらに仲良しになれたら、もっと楽しくなれる気がしませんか?

 

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綺麗になった……!

 

わたしたちのラボには、学部からそのまま大学院に進んだメンバー(わたしもそうです)と、社会人経験のあるメンバーが混在しています。年齢も違えば当然経験も違い、価値観も違います。そして、当然ケンカもします。でも、そうした価値観の相違があるからこそ、今回の「遊んでくれた人同士が仲良くなる」というゴールにたどり着いたんじゃないかと思います。ひとりでも多くの方にわたしたちの作品を楽しんでいただき、仲良くなっていただき、そして世界が少しでもハッピーになるように、残り1か月弱の制作期間、がんばりたいと思います。

 

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作業終了後、ちょっとだけ遊びました(結果汗だくに……)。

プロフィール

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田辺拳斗(たなべ・けんと)

デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツマネジメント修士課程在学中

1992年東京都出身。幼少期から実家が経営する飲食店を手伝い外食産業の活性化、総合プロデュースに興味を持ち、2010年デジタルハリウッド大学に入学。実際の案件を通じて、グラフィックやコンサルティングを学ぶ。学部卒業後、デジタルハリウッド大学大学院へ進学。店舗の総合プロデュース研究のため、飲食店のメニュー、チラシ作成などクリエイティブ業務に取り組む。

 

 

 

TOKYO DESIGN WEEK出展レポート(2)「制作・いきなり佳境に」

TOKYO DESIGN WEEK出展レポート(3)「嵐の前の......いや、静かじゃない!」

 

コミュニケーションデザインラボ/CDLAB TOKYO

世の中に存在する課題をコミュニケーションの力で解決に導き、世界をポジティブに変化させるためのプランニング手法の研究と実践に取り組む。学内だけではなく、国内外のアイデアコンペ、ビジネスコンペ、展示会などに積極的に参加して、実際的なフィードバックを得ながらブラッシュアップを繰り返している。最終的には、世の中一般に価値が認められるアウトプットを生活者に届けることをミッションとしている。

指導教員 : 本多忠房教授
出展院生 : 井上雅、田辺拳斗、関沼佑樹、栗原知也、杜治樹
                 安藤力、藤田隼輝、八木啓太、真田静波、岡澤彩

 

TOKYO DESIGN WEEK 2015 ASIA AWARDS 学校作品展

TOKYO DESIGNERS WEEKは今年で30周年を迎えるクリエイティブの祭典です。デザイン・アート・ミュージック・ファッション、4つのジャンルから、企業、ブランド、デザイナー、学校がそれぞれのクリエイティブを発表し、最先端のクリエイティブを体感できるイベントです。

学校作品展は、その中で第3回目を迎える総合クリエイティブ国際アワードです。会場内の屋外スペースと屋内テントにて各学校の作品を展示。デザイン・クリエイティブ力を競い合い、世界中の学校から「School of ASIA」「Student of ASIA」を選出します。また、ASIA AWARDSグランプリ作品はミラノサローネ(TOKYO DESIGN WEEK in MILANO 2016)にて展示も予定しています。


会期 : 2015年10月24日(土)~11月3日(火・祝)※10月29日(木)は終日閉場
時間 : 11:00-21:00(最終日:20:00まで)
会場 : 明治神宮外苑絵画館前
住所 : 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3
最寄 : JR中央・総武線「信濃町駅」「千駄ヶ谷駅」/銀座線「外苑前駅」/
           銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目駅」/大江戸線「国立競技場駅」
主催 : TOKYO DESIGN WEEK(株)
共催 : DESIGN ASSOCIATION NPO

 


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