ニュース RSS

修了生・高橋輝行氏、初の著作「一流の打ち合わせ力」を出版

その会議、ムダです。
― 時間コストを激減させ、働きがいを創る「仕事コミュニケーション」の教科書!

 

修了生・高橋輝行氏が初の著作「一流の打ち合わせ力」(飛鳥新社)を出版されました。
出版の背景、本大学院での学びが今回の出版にどうつながっていったかなど、著作に込めた想いを伺いました。
 

高い感度をもって感動するサービスを生もう

ichiryuu4.jpg

杉山学長(以下、学長):
本日は、デジタルハリウッド大学大学院 修了生の高橋輝行さんが「一流の打ち合わせ力」(飛鳥新社)という本を出版されたということで、インタビューをしてみたいと思います。

高橋さんは、いつ大学院を修了(卒業)されたのですか?


高橋氏(以下、高橋):
2010年の3月です。

学長:
かれこれ4年半。その間に、起業されたのですよね。

高橋:

修了後、2ヶ月後には起業の準備をしましたので、起業してから4年ちょっとですね。

学長:
なんという会社ですか?

高橋:

KANDO株式会社(カンドかぶしきがいしゃ)という会社です。
社名の由来としては、心のアンテナである「感度」と「感動」をかけた言葉です。

学長:

「感度」と「感動」・・・、いいですね。

高橋:

高い感度をもって感動するサービスを生もうという想いを、社名にこめました。

学長:

業務内容はどんなものなのですか?

高橋:

今は大きく分けて3つあります。
経営や事業のコンサルティング、人材育成・セミナー、コミュニケーションツールの提供です。
この3つを軸に、さまざまな特技を持つエキスパートと共に仕事をしています。
 

「彼女は思った通りに動いてくれない」を解決

ichiryuu1.jpg

学長:
そうなるとやはり、日々いろいろな方々と、様々な種類の打ち合わせをされるのでしょうね。
そんな中でこの「一流の打ち合わせ力」といった本が出てくるのだと思いますが、
どうやってその内容をまとめていかれたのですか?

高橋:

私は新入社員で広告会社に入り、ベンチャーに転職しまして、
その後、経営コンサルティング会社で、クライアントに出向して、会社を動かす仕事をしていました。

その中で、様々な会社、職種の人たちと仕事をすることを通じまして、
<人を動かして成果を挙げることで、みんなが笑顔になる>ような「働き方のキホン」を、少しずつまとめていきました。

学長:

なるほどね。どちらかと言えば問題をいろいろと感じたので、それを解決しようということで、まとめられたと思うのですが、まあ、実際の会社では、どんなことがおきるのですかね?

高橋:

「彼は言ったことができていない」や「彼女は思った通りに動いてくれない」といった発言をよく耳にします。

学長:

なるほど。

高橋:

この背景には「私はきちんと指示したのに」「俺はきちんと仕事をしている」という考えが前提にあります。
だから、思った通りに人が動かないと、「アイツは優秀じゃないから」「仕事ができない」と
片付けてしまうわけです。

私は、様々な会社の打ち合わせを変える仕事をしていますが、人のやりとりを横から見ていますと、
多くの方は相手が気持ちよく動けるような人の動かし方をしていないのが問題だなあ、と
いつも感じていました・・・このようなことが、そこかしこで起こるようになると、働きづらい職場になります。

私はそういうケースをたくさん目にして、ストレスを感じる人が増えているいまこそ、
楽しくなる働き方が求められていると思いまして、私が実地で得たノウハウを本にまとめました。

学長:

なるほど。まあ、そういう意味のないというか、悩みを「打ち合わせ力」でなくそう、
それを広めようということで本にされた、ということになるわけですね。分かりました。

高橋:

そうですね。
 
 

メンバーは知らない人同士、能力や特技もバラバラ

ichiryuu2.jpg

学長:
この本を作るにあたって、デジタルハリウッド大学大学院で過ごした時間で、何か役立ったことはありますか?

高橋:

そうですね。いろいろなことがありましたが、特に印象に残っているのが「特別ゼミ(※)」です。
半年かけてビジネスプランを立てて、多くの人たちの前でプレゼンテーションをするという場は、とても勉強になりました。

職場で一緒に働いたことのないスキルやバックグラウンドをもった同級生、専門スクールデジタルハリウッドの学生さん、先生まで巻き込んで、
考えたWebサービスのモック(模型)をつくりました。

このゼミはとても面白くて、必要なものは、全部自分で揃えなくてはなりません。
当然お金はありませんから、手伝ってもらう人は基本ボランティア。
仕事や授業の合間をぬって、手伝うわけです。

だから、やりたいこと、自分の成長を感じないと手を貸してくれません。
「できないことはできない」とハッキリ言われます。

上司・部下、同じ会社の人、という人間関係がない中で、無償でいろいろ作ってもらう。
メンバーは知らない人同士、能力や特技もバラバラです。それを束ねて前に進める。

この経験は、起業するときに大いに役立ちました。

※現在の研究実践科目(ラボ)と修了課題制作の前身となった科目。

学長:

なるほど。最近、いろいろなスキルの人、いろいろなバックグラウンドの人と一緒に仕事をする、
しなくてはいけない、このような状況が社会でも広がってきていると思いますが、
高橋さんの実感として、働き方が変わってきているなあ、というふうには感じますか?

高橋:

そこはすごく大きいですね・・・。いまや、成熟社会になった日本。
他の先進国もどんどん成熟化していきますけれど、単にモノを出せば売れるという時代ではなくて、
新しい価値を提案していかねばなりません。

見た目はシンプルでも、いろいろな観点で作り込まれたモノになりますから、
当然いろいろな特技を持った人が集まり、その才能を活かす働き方が求められます。
仕事も複雑に絡み合います。

建築士や大工の棟梁、風呂場作りのプロなどが集まって家をつくるような働き方が、
当たり前の世界になると感じています。

 

遭難しかけたときに、支えてくれる出会いを 

ichiryuu3.jpg

学長:
では、そんな中で、私たち、デジタルハリウッド大学大学院は
どんな役割を果たすべきだと先輩として思ってらっしゃいますか?

高橋:

デジタルハリウッド大学院は、とてもいい良いポジションにいるなあ、と思うんです。

1つめの理由は、様々な価値感やスキルを持った「異な人たち」が、「ごった煮」になっていること。
2つめは、新しいモノを作るという体験ができる、訓練ができること。
最後は、ビジネス実務家の方々とネットワークができる。

つまり、いろいろな人と新しい価値を生み出す練習ができ、実地で助けてくれる人脈を手にすることができる。起業を考えている人にとっては、最適な訓練場所ではないでしょうか。

これは、ふだんの仕事や勉強では、なかなか経験できないと思います。

学長:

ありがとうございます。

最後に、現役の大学院生、まだ約200人ほどいます。
ぜひ、先輩として一言アドバイスなり、お願いします。

高橋:

私の拙い経験ですけれど、このようなモザイク的に人材が集まる学校ですので、
付き合ったことのない人たちと、たくさん創造的な活動にチャレンジしてください。
そうすることで、自分のスキルや、考え方、モノの見方というのが、大きく広がっていきます。

また、人を楽しく動かすことも学べるでしょう。
これは、これからの社会を乗り切る上で必須のスキルです。
しかしながら、創造的であればあるほど、人が集まるほど、衝突を起こしたり、遭難しかけることも多いです。

そういった時に自分を支えてくれる人たちと、出会えるといいなと思っています。

学長:

ありがとうございました。「一流の打ち合わせ力」楽しみに拝読しますね。

高橋:
ありがとうございました。 
 

関連記事:

2014年11月26日 日経MJ「書くことで人を動かす」

2015月1日25日 Big Tomorrow
「『打ち合わせ』は5分で終えなさい!デキる人の結果を出す会技術」(5ページ)

2015年1月25日 オムニ・マネジメント(日本経営協会)
「会議室が埋まる会社はダメになる」(4ページ)


  • 修了生・高橋輝行氏、初の著作「一流の打ち合わせ力」を出版

ページの先頭へ