インタラクティブコンテンツ研究室主催 第2回電子書籍ワークショップ
「明日、ボクらのマンガを出版する為に!」を開催しました
2010年5月22日、インタラクティブコンテンツ研究室(代表 飯田和敏客員教授)主催による電子書籍ワークショップ、「明日、ボクらのマンガを出版する為に!」を開催しました。
今回は国内で初めてAmazon Kindle向けコミックを出版した漫画家でいらっしゃる、うめ氏を講師・アドバイザーとしてお招きし、クリエイター・エディター、そしてプロデューサーとして如何にこの潮流を捉え、ビジネスとして展開して行くべきかを踏まえながら、参加者の皆様に漫画制作から電子出版に至るまでの工程を実際に体験していただきました。当日はプロ・アマの漫画家の方々も含め、約80名の方々にご参加いただきました。
なお、当日のワークショップの様子は、うめ氏のオフィシャルサイト「難民チャンプ」でもご紹介いただいております。
オープニング 研究室のご紹介・電子出版の今、そしてこれから
まず研究室の趣旨紹介、並びに電子出版マーケットについて解説がありました。
「Amazon Kindle、Apple iPad、Android OS & Google Editionsなどを牽引役として次世代電子書籍端末の世界的且つ爆発的な普及が想定されており、PC並びに既存の携帯電話端末のみを前提に描かれたマーケット成長規模の再予測が余儀なくされている状況です」
またその新規性と短期的変化について、「表現手法(インタラクティブ化の加速)」、「流通工程(プラットフォーム化によるtoB、toC領域でのスキーム変化)」、「収益構造(原価構造・収益配分内容の変革)」の三つの切り口から、それぞれの具体的内容・特徴、そして展望が論じられました。
第1部 デジタルコミック制作の最新ワークフロー講義
ここからは、うめ氏にご登壇いただき、デジタルコミック制作の最新ワークフローとして、Adobe Photoshopによる制作フローと、Google SketchUPによるレイアウト方式を解説していただきました。
第2部 漫画制作~電子出版実習
第1部終了後は、参加者の皆様に実際に漫画制作から電子出版に至るまでの工程を体験していただきました。
漫画制作
まずは参加者の皆様にデートの思い出を思い出してもらいました(デートマトリクス)。それらを使って皆様でエピソードを交換したり、キャラクター作りを進めていきます(アイデアかけ算)。最後は6人1チームになっていただき、チームごとに2本の6コマ漫画を描いていただきました(イエスアンド、連歌式漫画作成)。
原稿用紙を回して順番に一コマずつ描いていきます。「付箋で隠し、直前の1コマしか見えない状態で漫画を描くのがポイントです」とうめ氏。
電子書籍化実演・ワークフロー解説
実際に、SmashWordsによる電子書籍化をうめ氏に実演していただくと共に、ワークフローを解説していただきました。
電子書籍のトレンドを理解しながら、実際に制作するまでの工程を体験できる実践型ワークショップとなりました。
取材・原稿:熊谷有加















