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渡邉真氏(DCM修士)経営のKensaKプロジェクト株式会社が
twitter関連で4つのサービスを開発

本大学院の修了生である渡邉真氏(DCM修士)経営のKensaKプロジェクト株式会社が、現在話題となっているtwitter関連で4つのサービスを開発されました。そこで、渡邉氏に開発経緯や今後の展望についてお伺いさせていただきました。「何故人間はインターネットを使うのか?」という根本的な疑問に立ち返りつつ今後の展望について語る渡邉氏から、「ソーシャルアントレプレナーシップ」を感じることができました。


twitterを使ったQ&Aサービス「Quetter」

Quetterサービスサイト

Quetter」はtwitterを使ったQ&Aサービスです。既存のQ&AサイトはQ&Aとしての精度を高めるあまり、投稿敷居が高く、あまりくだらない質問だと運営側に削除されてしまうという問題がありました。

そこでtwitterでつぶやく感じで質問を投げかけてみたり、回答してみたりが可能になれば…という思いから「Quetter」を発案しました。

「Quetter」に投稿いただいた質問や回答を見ていただければお分かりになると思いますが、専門的な質問よりは、「おすすめの居酒屋は?」など、みんなが答えやすい質問のほうが多くの回答を得られて盛り上がっています。

このように、本当に深刻な悩みと言うよりは、Q&Aをきっかけに皆で何かの話題で盛り上がるという、言わばコミュニティのようなものが生成されているのが特徴かと思います。ちなみに「Quetter」への質問がきっかけでオフ会が開かれた、というような事例もありました。

こちらは実際にハンドメイドのコミュニティCrafters!で「Crafters!Q&A」としてQ&AのASPとしてご利用いただいておりますように、コミュニティサイトや企業サイト内でのQ&AサービスのASPとして展開していくことを視野に入れています。


twitterを使ったレシピ共有サイト「Cookwitter」

Cookwitterサービスサイト

Cookwitter」はtwitterを使ったレシピ共有サイトです。こちらも既存のレシピ共有サイトでは、あまりにもレベルが高く、「自分の作った料理なんて恥ずかしくて…」というように投稿敷居が高いという問題がありました。

そこでtwitterでつぶやく感じで、140字以内でレシピが投稿できたら面白いのではないかと思い、「Cookwitter」を開発しました。

手抜き料理や、トンデモ料理、料理とは言えないレベルの感想(タマゴかけご飯に、鰹節を乗せてみたら美味しかった)など、レシピ共有サイトではあまり取り扱われない料理のレシピでもtwitterでつぶやくように、気軽に投稿できるのが特徴です。

しかし意外にもプロの料理人の方にもを投稿いただいたりして、プロが教える簡単レシピのようなものも勉強になったりします。

「食べること」はすべての人が日々の生活で毎日関わることですから、このような簡単レシピを通してコミュニケーションが図れるようになり、とても面白いことになると思います。

本サービスは食材メーカー様などのキャンペーンとして今後ご利用いただければと思っています。ある特定の食材を利用した140字以内のレシピを投稿していただき、優秀作品には懸賞をお出しするというようなキャンペーンとしてご利用いただけると思います。


気になる二人のtwitter上の会話を覗けるサービス「NearMetter」

NearMetterサービスサイト

NearMetter」は気になる二人のtwitter上の会話を覗けるサービスです。これは私がある方とtwitter上で議論になった際、その議論の経緯を他の人に伝えたいと思ったのですが、twitterのインタフェースでは一つ一つの返信を過去に遡って説明することがと非常に難しく、議論の流れがまったく伝わらないということがありました。

そこで、議論や会話の流れを一目瞭然に見せる方法が無いか?と思い開発したのが、「NearMetter」です。これはさほど難しい技術は使っておらず、実質3日くらいで出来上がりました。

少し工夫した点は、二人の会話がユーザーの誰かが「更新」を押したときだけ、最新の会話に更新されるようになっている点です。サーバーの負荷を減らす理由もありますが、こうすることによって、ユーザーのみなさんに人気のある会話が常に上位に表示されるようになっています。

また、面白い使われ方をしているのが、bot同士の会話です。相手の発言に人工知能的に返信するbotがあるのですが、そのbot同士で返信し合った会話が、なんとなく成り立っているのです。人工知能同士なのでおかしい部分もありますが、それがまた見ていて面白いのです。

このような使われ方は想定外でしたが、それもまたインターネット上でオープンに利用されているが故の面白さだと思います。

twitterは携帯でも使いやすくなっていますし、twitterの政治への活用も着目されていますので、政治家の皆様の公開討論の場としても利用していただけると思っています。

botとは、「ロボット」の略称で、もともと人間がコンピュータを操作して行なっていたような処理を、人間に代わって自動的に実行するプログラムのこと。


特定のハッシュタグへの発言を拾うサービス「TwitterHash2CSV」

TwitterHash2csvサービスサイト

TwitterHash2CSV」はあるクライアントから、特定のハッシュタグについてどんな発言がされているか全部拾いたいというご要望をいただいて開発しました。ただ、全部というのは非常に難しく、特別なプログラムを走らせたサーバーを常に稼動させなければなりません。

そこで、1500件以下かつ1週間以内の発言であれば、開発が可能でしたので、無料版としてリリースすることにいたしました。こちらは元々企業様向けに開発いたしましたので、やはり企業様からのお問い合わせを多くいただいております。

あるキャンペーンを打ったときに、その反応がtwitter上でどのように起こっているのか?を分析するための有効なマーケティングツールとしてご利用いただけると思います。


今後の渡邉氏の展望について

写真:渡邉 真 氏(DCM修士)

基本的には自分が面白いと思ったWebメディアやWebコンテンツを世の中に発信していき、ユーザーの皆様にも面白いと思っていただけることが最高の喜びだと考えています。

「twitterは技術ではなく、人間性の勝利」というのはtwitter共同創業者Biz Stone氏の言葉ですが、まさしく技術的に高度なことを追求していきたいというよりは、「そもそも、何故人間はインターネットを使うのか?」という根本的な疑問に立ち返りつつ、「人々にとって使いやすいWebサービスとは何か?」、「面白いと思うWebサービスとは何か?」といったことを追求していきたいですし、「アイツに頼むと絶対に面白いものを作ってくれる」とまで言われるWebディレクターに成長していきたいですね。

シンプルですが、とても難しい挑戦だと考えています。ある意味、コンピューターより人間のほうが難解かもしれませんね。答えをすぐに見つけることは難しいと思いますが、日々努力していきたいと思います。


取材・原稿:熊谷有加

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