こどもラボ 第1回キッズクリエーター・ワークショップ
「ブロックとパソコンを使って、パラパラ漫画を作ろう!!」を開催しました
2009年10月25日、本学・産学官連携センター内のプロジェクト研究室「こどもラボ」が、レゴエデュケーションとアスース・ジャパン株式会社の協力の下、第1回キッズクリエーター・ワークショップ「ブロックとパソコンを使って、パラパラ漫画を作ろう!!~じぶんだけの、世界にひとつだけの作品を作ろう!!~」を開催いたしました。
こどもラボでは将来のクリエイティブクラス(新しい価値を生み出す人々)を育てることをミッションとしています。レゴ®ブロックを組み立て、パラパラアニメを撮影するという流れを通じて、子どもたちが自ら考え作り上げる喜びと達成感を得ることで創造力の向上に繋げるため、今回ワークショップを開催しました。
第1回キッズクリエーター・ワークショップ
「ブロックとパソコンを使って、パラパラ漫画を作ろう!!」
当日参加いただいたのは、小学校3年生~小学校6年生までの12名の子どもたち。
まず、自己紹介を兼ねて、大きな模作紙に予め記入しておいた自分のニックネームと好きな食べ物を、ひとりひとり発表していきました。ワークショップ開催直後は、緊張した面持ちだった子どもたちも、発表とそれを通じた会話を通して、徐々に緊張がほぐれていきました。
続いて、全部で4グループに分かれて、グループファシリテーターの指導を受けながら、レゴ®ブロックを触り、好きなカタチを思い思いに作っていきます。形作りと平行にどんなストーリーにしていくか、グループで話し合います。
「こんなお話にしたら面白いんじゃないか!」
「こんなキャラクターを登場させたい!」
子どもたちの想像力がどんどん膨らんでいく様子が分かりました。
そこで、グループファシリテーターは「どうしたらもっと良くなるだろうか?」、「なぜそう思うのか?」と優しく子ども達に問いかけ、物事を深く考える重要性を、子どもたちに伝えていきます。
そして、パソコンやリモコンなどの機材を使って撮影に入ります。キャラクターを少しずつ動かしながら、一コマ一コマ、丁寧に撮影していきます。糸を使って、飛行機やキャラクターを動かす作業には子どもたちも大喜び。
最後に、撮影した写真をこどもラボが開発したオリジナルのアプリケーションを使用して、世界にひとつだけのオリジナル・パラパラアニメが完成しました。
最後には、それぞれの作品の上映会も行われました。
「あ、撮影のときに手が入っているよ!」
「この飛行機の戦闘シーンはすごいね!」
様々な意見やコメントが子どもたちから上がってきました。子どもたちが楽しそうに制作している様子が、とても印象的なワークショップとなりました。
こどもラボ研究員からのコメント
こどもラボ代表 中川悠/DCM(デジタルコンテンツマネジメント)修士
こどもラボとして初めてのワークショップをレゴエデュケーション様、アスース・ジャパン様のご協力のもと大盛況で終えることができました。子ども達の制作に対する情熱やエネルギーには目を見張るものがあり、逆に大人達が圧倒されてしまいました。
一番嬉しかったことは、子ども達が周りの人の作品を見て、意見を言い合ったり、笑い合ったりしたこと。きっとそこには、自分が想像していなかった、全く新しい発見があったのだと思います。
ある親御さんからは、「普段は大人しいのに、ワークショップでは積極的で驚いた」とのメッセージも頂きました。
自らが自らの才能に気づき、周りもそれによって影響される。そんな、楽しくも創造的な空間を今後も提供していきたいと思います。
こどもラボ 小島貴彦氏(デジタルハリウッド大学大学院5期生)
子ども達は、学校で答えがある問題に正しく答える事を教えられているせいか、ゼロからストーリーを自分達で考え、パラパラアニメとしてアウトプットするという答えの無い問いかけに対して、はじめは少し戸惑いを見せていました。
しかし、ストーリーの目的を皆で決めた途端に子ども達から、「もっとかわいくしたい!」という声や、「ここで宇宙船が飛んでる様に見せたい!」と積極的な意見が驚く程に多く飛び出しました。
それらのアイデアを各グループファシリテーターが「どうしたらかわいく見える?」と問いかけ、物事を深く考える事で得られる重要性を伝えられるようにワークショップを展開しました。逆に、子供達の行動は企画時の予想を遥かに上回り、創造性が豊かで、ユニークで逆に勉強させられる場面も多くありました。
キッズクリエイターの皆さんから、帰り際に「また来たい、楽しかった」とコメントをいただき、クリエイティブクラス育成ワークショップの開催意義を、改めて再認識させられました。初対面の友達とすぐに打ち解け合い、協力してストーリーを考えて一つの作品を作る事で得られたクリエイティブとコミュニケーションの原体験が、今後の人生の糧に少しでもなれば幸いです。
こどもラボ概要
| 研究室名称 | こどもラボ(産学官連携センター内プロジェクト研究室) |
|---|---|
| 開設日 | 2009年5月19日 |
| 研究室代表 | 中川悠/DCM(デジタルコンテンツマネジメント)修士 |
| ミッション | 将来のクリエイティブクラス(新しい価値を生み出す人々)を育てる |
| 対象 | 小学校3年生〜中学校3年生を想定 |
| コンセプト | ICTを活用したクリエイティブな職業“共育 アイデアを考え、世の中に発信できる場の提供 |
| URL | http://www.kodomo-lab.net/ |
取材・原稿:熊谷有加















