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Japanデジタルコンテンツマネジメント修士ネットワーク主催
ホームカミング・ビジネス交流会『第1回 TOKYO REMIXED』 開催

TOKYO REMIX

2009年1月17日(土)に、デジタルハリウッド大学院第一期、第二期の修了生14名が中心となって企画された、ホームカミング・ビジネス交流会「第1回 TOKYOREMIXED」が開催されました。「TOKYOREMIXED」とは、デジタルハリウッド大学大学院を修了し、第一線の実務家として活躍中のデジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)が「修了後に現業の実務として立ち上げたビジネスプロジェクトの成果」をプレゼンテーションする「ビジネス実務講演」を実施。、現業の実務の話題を通じて交流を深めようという催しです。


金子氏TR01

金子正明氏(第二期生)のご挨拶により、TOKYOREMIXEDが開会。「発起人数名でシリコンバレースタイルのビジネス事例報告会に参加したことが今回のTOKYOREMIXED開催のきっかけとなりました。デジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)は様々な場面で第一線の実務家としてビジネスを展開されているが、同じ学位を持つ者同士、お互いの最先端のビジネス事例を知るための機会として、また、第一線の実務家の交流機会として今後とも継続できれば幸いです」と金子氏。第一部のビジネス実務講演会では以下の4名の方々がプレゼンテーションされました。


マンション管理組合向け情報共有システム「コラボ」

橋本氏TR01

【講演1】
株式会社ディグアウト
共同経営パートナー/橋本邦之氏
デジタルハリウッド大学大学院 第二期生、デジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)


株式会社ディグアウトはマンションを購入されて管理組合の理事長に就任された経験のある服部氏と、住宅メーカーに在籍していた橋本氏が共同で立ち上げた、マンション内で利用するクローズドな情報共有サイトを提供する会社です。橋本氏にとっては修士判定課題のビジネスプランでもあったとのこと。「理事会、防犯、イベント、コミュニティールームの予約管理など、マンション内で情報共有することは多い」と橋本氏。既存サービスをカスタマイズしてマンション毎のニーズにあったものを提供しており、現在、70棟、約15,000戸への導入実績があるそうです。東京、千葉、埼玉の首都圏を中心とした物件、大規模分譲マンションに導入されており、2,000戸以上/棟の超大規模タワーマンションにも導入されたとのこと!

①マンションコミュニティ活性/②マンション管理活動支援/③生活支援

上記3つを柱として顧客のサポートサービスを充実しており、「理事会議事録」「マンション修繕計画」などの様々な資料の電子化やデータ更新までもサポートしているそうです。現在のところ管理組合との直接契約をしており、解約率は0%。最後にビジネス展開のポイントを橋本氏は4つ挙げてくださいました。「まずは小さく始めること、導入実例をとにかくつくること、共感できる仲間がいること、小さな改善を積み重ねる忍耐。この4つが新規ビジネスを展開する際に必要だと思っています」


株式会社ピコナ ~設立と映像事業のご案内~(3月登記予定)

吉田氏TR01

【講演2】
株式会社ピコナ
株式会社ピコナ代表 デジタルアーティスト/吉田健氏
デジタルハリウッド大学大学院 第三期生、デジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)


デモムービーの上映からスタート。会場の皆さんはクオリティの高い数々の映像に見入っていました。吉田氏はデジタルハリウッドのスクールCG本科を経て、デジタルハリウッド大学大学院でデジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)の学位を取得。株式会社ピコナは、同じくデジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)である斉藤瑞季氏、デジタルハリウッド・スクール本科をご卒業されたと坂本伸和氏と3人で立ち上げられる会社です。キャラクターおよびデジタルコンテンツの企画・制作、オリジナルコンテンツの企画・制作を主な会社概要とされており、絵本タッチの3DCGやキャラクターを使った実写合成、テレビシリーズなども現在手がけています。クリエイターであると同時に、ビジネスの実務家として「クライアント様との二人三脚」を掲げる吉田氏。最新の高い技術を活かしながら、クライアントの要望を映像として落とし込んでいきたいとのこと。「リッチCGだけではないと思うんです。CGの無駄遣いを無くす・・・というと語弊があるかもしれませんが、効果的かつ効率的なCGの使い方を提案したいです。かわいらしい、温かみのある、違和感の無い・・・そんなコンテンツを提供したいと思います」クライアント様の受託制作作業のみならず、現在は映画祭出品に向けてオリジナルムービーを制作中とのこと。最後に、印象的な会社ロゴの映像を流してくださいました。「ロゴの由来は一寸法師のモデルとなったといわれる少彦名。一寸法師のお茶碗と剣をモチーフにしています。小さい一寸法師が鬼を退治したように頑張っていきたいですね」今後の事業展開が楽しみになるプレゼンテーションでした。


リアルポイントプロモーション ~旅メディアの可能性~

田上氏TR01

【講演3】
株式会社JTBモチベーションズ
プロデューサー/田上和徳氏
デジタルハリウッド大学大学院 第一期生、デジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)


「JTBモチベーションズは『旅行を軸としたコミュニケーションカンパニー』として、旅メディアの可能性を展開しています」と田上氏。旅行をすることによってセロトニンやα派等が増大するため、消費者は非日常状態、すなわちオープンマインドに導かれ、外部情報に対する好奇心が高まるそうです。「一週間前の夕食は忘れてしまうのに 一年前の旅行先での食事を覚えているのは何故?旅が心を開かせる…その特性を活かした体験型プロモーション、それがリアルポイント・マーケティング・プロモーションです」旅行前、出発、移動中、観光中、滞在中、旅行後・・・全てのシーンにおいてアプローチが可能、かつ、ターゲット別のマーケティングも可能だそうです。「旅行前の情報収集シーンでの接触機会は気分の高まっているユーザーに効果的で、日焼け止めや水着は勿論、金融商品を運用して旅行に行きましょう・・・というアプローチもできます。女性であれば滞在中のホテルのアメニティとして化粧品を試してもらう、というアプローチもできますね」デジタル一眼レフカメラの新規顧客層への認知・体感、店頭購入誘引を目的として、カメラを貸し出す商品体感型プロモーションの展開事例などもあるとのこと。

①旅行者マーケティングデータベース/②リアルポイントプロモーション/③観光地ブランディング

上記3つを柱として事業展開をしていきたいと田上氏。「旅行がもたらす「感動の体験』をもとに、企業・商品ブランドを生活者に喜ばれる形(演出)に変えて、ブランド接点を高めるプロデュースをしていきたいです」


参加型インターネットの時代へ ~ブラウザにアバターを表示するウェブリン~

浅枝氏TR01

【講演4】
株式会社メルティングドッツ
代表取締役社長/浅枝大志氏
デジタルハリウッド大学大学院 第二期生、デジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)


2004年、Mixiが上場する前、科目履修生として大学4年生で大学院に早期飛び級入学し、デジタルコンテンツマネジメント修士(専門職)の学位を取得された浅枝氏。「Web1.0はPUSH型、Web2.0はSHARE型、Web3.0はLIVE型、つまりWeb2.0の先、Web3.0ではリアルタイムが一つの軸になります。地理的な問題や今まで面識があるかないか、そういった問題を解決してリアルタイムでコミュニケーションが取れる方法、それがweblinです」weblinはドイツのアバターサービスで、通常サイトでアバターを通してコミュニケーションができるサービスのこと。メルティングドッツでは日本における独占契約を結んでおり、サービスの日本語化は勿論、日本人に受け入れられやすいアバターの導入を進めているそうです。実際に浅枝氏がその場でデモンストレーションを行い、googleやMixiなどのそのサイト内にいる人同士で会話ができることをご紹介くださいました。ドイツではFIAT社のランチャのプロモーションに使用されたり、映画のプロモーションにおいて専用アバターを配布したりされているそうです。ユーザー数も08年8月に100万人を突破、直近の09年1月には200万人を超えているとのこと。今後のアバターサービスについて浅枝氏は、広くゲーム型のアバターサービスも含めたアバターの統一化などが進むだろうと予測。「今いる人を可視化する強みは大きいです。ただ、そのサイト内のみのアバターサービスは存在しているが、全方位型、universalアバター、Webサイトに頼らないアバターサービスとしてweblinは大きな強みがあります」その他にもメルティングドッツの近況として、セカンドライフにおける新しい取り組みや、GoogleEarthにおけるインターネット建築がテレビ東京の取材を受けたことなどを説明してくださいました。


TOKYO REMIX 01 杉山学長

最後に、デジタルハリウッド大学大学院杉山知之学長より参加者の皆様にご挨拶がありました。「2008年は大きな転機の年であり、気付きのあった年だったと言えます。21世紀はデジタルコミュニケーションを軸に全産業を変えていく時期であると思っていますが、その中で生き方、人生の変化に多くの人が気付いたのではないでしょうか」

第1部終了後は第2部懇親会へと移りましたが、参加者の皆さんが様々な方と名刺を交換し、長時間語り合う姿が見られ、次回以降の開催もとても楽しみなホームカミング・ビジネス交流会となりました。


(取材・原稿熊谷有加/小島千絵)

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