トップページ » 教育環境 » 院生の声 » 「やらないで後悔したくない」と思わせる雰囲気がある

「やらないで後悔したくない」と思わせる雰囲気がある

長年広告業界でキャリアを磨かれ、現在、大手広告会社にお勤めの金子さん。淡々と、しかし理路整然とお話される姿は理知的な「キレモノ」といった印象。だが、コンテンツビジネスやエンタテインメントビジネスの理想像を語る金子さんのお話をお伺いしているうちに、その内側に秘めていらっしゃる「情熱」に圧倒されてしまった。

「クロスコンテンツ×クロスメディア×クロスコミュニティ」の複合的な未来を学びたかった

-長年、広告業界でキャリアを積まれている金子さんがデジタルハリウッド大学院にご入学されるきっかけは?

受験を検討していた当時、ストラテジックプランナーという仕事上、当時海外で取り組みが始まっていた「ブランデッドエンタテインメント」などの手法に注目していました。BMWがジョン・ウー監督のショートフィルムをネット上で配信したという事例が有名だと思います。普通CMではピカピカな車を優雅にかっこよく走らせるわけですが、このショートフィルムではジョン・ウー監督の世界観の中、カーチェイスで商品であるはずの車が銃で撃たれまくって、ぼこぼこになる。それでもかっこいいんです。

それ以前はそんなアプローチの映像をメディアに載せることはありえなかったのですが、日本でも新しいアプローチが成立するか、あちこちで検討され始めていました。自分自身も今までにないアプローチを、日本の業界はもっと取り入れるべきだと感じていました。

デジタルハリウッド大学大学院を選んだのは、エンタテインメントやマーケティング・広告にプラスアルファして、コンテンツビジネス、デジタルビジネスやインターネットビジネスも学べる、「クロスメディア×クロスコンテンツ×クロスコミュニティ」といった複合的な要素があったからです。

ブランデッドエンタテインメントとは、映画やテレビドラマなどのエンターテインメントコンテンツが持つストーリーや世界観を活用して、ブランドの価値を効果的に伝える共感型のコミュニケーション手法のこと。


あらゆる業界でクロスメディアを考えることが、前提条件として成立している

-クロスメディアという観点から、現在のエンタテインメントや広告についてどのようにお考えでしょうか?

コンテンツにしろ、広告にしろ、もうインターネットを無視してビジネスプランは立てられないですね。コンテンツに関していえば、作品の制作前、途中、完成後、それぞれの段階において、インターネットは単に作品を知らせる役割だけでなく、コミュニティを盛り上げる役割を担っています。複数のコンテンツ×複数のメディア×コミュニティなどの工夫で、さまざまな領域で新しいチャンスやビジネスモデルが生まれる可能性があると思います。

ビジネス上でインターネットの存在は当たり前、ベースに組み込んであるのが当然で、あることが何の違和感もない段階に入っているはずです。あらゆる業界でクロスメディアを考えることは、もはや前提条件として成立していると思います。エンタテインメントやコンテンツやインターネットビジネスなどがクロスしているデジタルハリウッド大学大学院においては、ごく自然な感覚を持ってビジネス企画できるプロデューサーやクリエイターが出てきやすい環境だと思います。


「やらなきゃ、始めなきゃ」という刺激、「やらないで後悔したくない」と思わせる雰囲気

-実際にご入学されてみて、デジタルハリウッド大学院でよかったなと思う点はどのような点でしたか?

まず、先生方が全員実務家で、それぞれの専門領域の新しい道を切り開かれた方々なので、ただ座学していても入ってくる情報は違いました。そんな方々から全部お話を聞けるというのはすごい環境だと思いました。

そして先生は勿論、社会人大学院なので院生も第一線の実務家なんですよね。先生も院生もその道のプロばかり。自分の知っている業界や職種以外の方もたくさんいらっしゃいました。同期には、電機メーカー、携帯キャリア、テレビ局、エンタテインメント関連の会社など、そんな会社の10年選手が揃っていて刺激を受けましたね。

また、大学院の空気の中に、アントレプレナーシップ、起業家マインド、ベンチャーマインド、ひいてはソーシャルアントレプレナーシップに結びつくような考え方が溢れていたことに驚きました。「お金をいかにもうけられるか」という点だけではなく、「そのアイデアや事業で世の中がどう変わるのか」といった高い視点を持った起業家やビジネスマンがたくさんいらっしゃり、この闊達さは素晴らしいと思いました。その空気に触れられたことは大きかったです。

デジタルハリウッド大学大学院には、「やらなきゃ、始めなきゃ」という刺激があります。「やらないで後悔したくない」と思わせる雰囲気がありますね。

インタビュー時の金子氏

プロフィール

金子 正明さん 48歳

大手広告会社勤務 / DCM修士

大学卒業後、エンジニア勤務を経て、宣伝会議のコピーライター養成講座に通ってコピーライターになり、広告業界でのキャリアをスタート。セールスプロモーションプランナー、キャンペーンや広告戦略のプランナーを経て、入学直前は広告業界でストラテジックプランナーとして勤務。06年3月にデジタルハリウッド大学大学院を終了した後、06年6月より現在在籍している広告会社に勤務。

このページのトップへ戻る