トップページ » 教育環境 » 院生の声 » 業界・業種を超えて「実務」に活かせる「学び」や「出会い」がある

業界・業種を超えて「実務」に活かせる「学び」や「出会い」がある

もともと教育系出版社に勤務し、書籍の企画・編集の仕事をされていた青笹さんと、映像制作会社でキャリアを積まれてきた松村さん。
全く違う業界で異なるキャリアを積まれてきたお二人が出会ったのは、デジタルハリウッド大学大学院。現在、映像制作とリッチコンテンツ制作の「百人組」を共同経営している。

青笹さん:

「教育系出版社に勤務していた当時、書籍の企画・編集の仕事をしていましたが、業務領域に限界を感じていました。今後自分が飛躍するためには今までの自分を超 えていかなければならないと感じ、デジタルハリウッド大学大学院に入学しました。松村さんとはたまたま同期だったのです。私たちは違う業界から一つの分野にアプローチしていたんですよね。それがWebです。私は紙からWeb、松村さんは映像からWebにアプローチしていました 」

松村さん:

「私は映像制作会社に10年以上在籍していました。ずっと映像畑にいたのですが、2000年ごろからクライアントからWebの相談を受けるようになりました。相談を受けても映像制作会社にはWebのノウハウがないので、対応できない。なぜWebをやらないのかという思いをずっと持っていました。僕自身はWebにも関心がありましたが、映像制作会社の中で活動している限りその壁を越えられないというジレンマがありました。1年なら頑張れるしWebを勉強するチャンスだと思って入学したところ、青笹さんと出会いました」

そんなお二人だが、入学してすぐに意気投合したわけではないとのこと。どんな経緯が二人を結びつけたのだろうか?

青笹さん:

「松村さんとは特ゼミでご一緒させていただいたことをきっかけに知り合いになりました。その後、在学2年目の冬、会社の仕事であるWeb動画配信の企画につい て松村さんに相談に乗ってもらうことになりました。松村さんは相談した内容にとどまることなく様々なアドバイスをくださったので、一緒に仕事をしていただきたいとお願いしました。高校生向けに約1年で72本の動画コンテンツを制作しました。とても評判は良かったです」

松村さん:

「実際72本のコンテンツ作成にあたってのトラブルの対処方法や仕事の進め方を拝見して、青笹さんと一緒に仕事ができたら良いな…と思っていました。ただ、半年過ぎたところで『いなければいけないんじゃないか』と思ったのです。仕事の進め方だけではなくて、コンテンツビジネスの作り方という点でも青笹さんの力が必要だと思いました。映像制作会社は受託が多くてコンテンツビジネスを行っているわけではありません。ただ、よく考えれば出版会社では常に『企画~編集~流通』というコンテンツビジネスをしているわけです。百人組は自分たちのコンテンツを作りたい人たちの集団ですから、自社コンテンツにもこだわりたいと思い、青笹さんに力を貸してほしいとお願いしました」 

現在お二人は、本大学院での学びを活かして、百人組を新たなステージに押し上げようと日々奮闘中。

青笹さん:

「デジタルハリウッド大学大学院に入学して、多くの業界の人に出会えたことで、今まで自分がやってきたことが間違っていなかったと確認できました。ひとつの業界である程度結果を出せれば、別の業界に移っても結果を出すことは、そんなに難しいことではないかもしれないという自信を得ることができました。現在百人組では、私と松村さんの経験を活かした大学受験生向けのEラーニングサービスのプランを策定し、経済産業省の経営革新計画の認定を受けています。この計画は、松村さんと僕が持っている知識と経験を十分に活かせるプランだと思っています。デジタルハリウッド大学大学院で学んだからこその事業計画ですね」

松村さん:

「デジタルハリウッド大学大学院では色々な要素や組み合わせの材料が多いので、議論する際に話の広がりが大きかったです。他業界の概略を学べた点は大きいですし、逆に映像ディレクターとして当たり前の仕事を他の業界の視点から見た時、自分たちの強みにも気づきました。いまだに百人組の取引先は、先生も含めてデジタルハリウッド大学大学院で知り合った方が多いですね。例えば、百人組起業直後からCGクリエイターの大森清一郎さん(デジタルハリウッド大学大学院2期生)とは一緒に番組タイトルを作ったり、広告のお仕事をしてきました。現在、大森さんに監督をお願いした自社コンテンツとして、『百鬼の森』という約8分程度のショートムービーが完成しました。メイドインデジタルハリウッド大学院というようなプロジェクトです。大森監督の新境地が花開く力作となったので、映画祭への応募など本腰を入れてやっていきたいですね」

ph-hyakuningumi.jpg

プロフィール

松村和順さん 36歳

株式会社百人組 代表取締役プロデューサー

映像制作会社で、助監督経験を経てドキュメンタリー映画・TV番組・PR映像などの演出を担当。2007年に映像&WEBの制作会社百人組を設立。現在は、新発想の映像配信ソリューション「Seeb!」の開発に力を入れている。

青笹剛士さん 36歳

株式会社百人組 代表取締役プロデューサー

教育系出版社編集部で書籍の企画・編集、大手総合出版社でWeb・映像・携帯コンテンツのプロデュースを経て、2008年より現職。

このページのトップへ戻る